【今更レビュー】キングジム Pomera DM200
はじめに
この記事にたどり着いた皆さん、こんにちは、ゆずきです。今回紹介する商品は、KINGJIMから約6年前に発売されたポメラDM200です。先日、これのブラッシュアップモデルであるDM250が出たことで、相場が下がり、DM200がお求めやすくなりました。その影響で、今このタイミングでDM200を買おうと思っている方もいらっしゃると思います。当記事では、約6年前に発売されたDM200は、2022年の今でも実用に耐えるのかといった観点も踏まえてレビューしていきたいと思います。
はじめに私の結論から述べてしまうと、DM200は全然今でも使えます。それでは、前置きはこの辺にして、本編へ参りましょう。
開封
無駄のないデザインはパッケージから
ポメラのパッケージは、比較的で高級かつ、KINGJIMの電子文具のフラッグシップであるのにもかかわらず、高級感は一切なく、良くも悪くも無駄のないデザインとなっています。色は段ボール特有の薄い茶色で、箱の全面には中央に大きくポメラのロゴが反射するインクで印刷されているのみで、それ以外のデザイン要素は一切存在しません。高級感こそは感じないが、美しさを感じる小洒落たパッケージだと感じました。
こんにちは、ポメラ。
箱を開けると、両端にケーブルとアダプターが目立たぬようにしまわれ、中央の白い袋に身を隠した本体が我々の目を奪います。同梱物はこれらと、本体の下にしまわれている分厚い説明書。そして、本体に挟まっている親指シフト配列のキーステッカーです。これは、設定で親指シフトを有効にした上でキーボードに重ねるように貼ることで、親指シフト配列のキーボードへ早変わりするという代物ですが、親指シフトを使う人間がどれほどいるのかは疑問です。ポメラを買う人間ですら相当な少数派ですが、多分その中でも少数の人間だと思います。そんな少数の声も取りこぼさずに拾っていくKINGJIMの姿勢には尊敬を禁じ得ません。ちなみに、私は親指シフトユーザではないので、これの恩恵を受けることはありません。
本編
文字を打つ、ただそれだけのための存在
この記事に到達した読者の方にはあまりいないとは思いますが、ポメラとは何なのかを説明します。とても端的に言うと、現代のワープロです。しかし、ワープロのように図を書いたり計算したりすることはできません。ポメラの機能はたった一つ、文字を打つことです。なので、よくワープロに例えられますが、ワープロと言うよりもタイプライターに近い存在でしょう。電子タイプライターといい表現が一番的を得た表現だと私は思っています。
文字を打つためだけに存在しているこのポメラですが、文字を打つための機能であればかなり充実しています。それらの機能については、後ほど紹介します。
極限の小ささ
ポメラの本体サイズはキーボードが決定しているのか、閉じたときに上から見た大きさはまさに、よくあるストレート型(折りたたまないタイプ)のBluetoothキーボードそのものです。ポメラを開くと、底面には筐体サイズいっぱいにキーが敷き詰められていて、キーボードのサイズによって決定されていることがよくわかります。つまり、小さいとはお世辞にもいえないものの、このサイズは快適なキーピッチを保った上での極限の小ささなのです。また、電源ボタンがキーボードと一体化していないのも高評価ポイントです。バックスペースキーと、電源ボタンを押し間違えることがありませんからね。この辺も、文字を打つことを阻害する要因となるので、それを除外できているこの設計は素晴らしいと思います。
途切れぬ創造
ポメラは電池の持続時間がとても素晴らしいです。できることが文字を打つだけと限定されているため、プロセッサの性能もそれに十分な最低限度のものを搭載していることでしょう。文字を打つためだけに存在しているポメラは、文字を打つ以上の機能を積まず、ハードウェアレベルで文字うちに特化しています。無駄はすべて省き、文字を打つためだけに作られているのです。だからこそ、消費する電力も少なく、バッテリーの持続時間は連続使用時間で公称値18時間となっています。新型のDM250では24時間にまで伸びました。連続使用時間でこれだけの数字です。実際、僕は届いた直後に満充電して以降、この記事を公開した時点で(2022年8月5日時点)一度もバッテリー切れを経験していません。
なろう小説のアイデアを思いつき、筆が走りそうな気分になったら開いてすぐに書き始めることができるのです。電池が切れてしまい、書きたいときに書けなくなることはそうそうないでしょう。また、想像が次から次へと途切れることなく湧き出して、時間を忘れて長い間連続で書き綴ったとしても、その創造をポメラが阻害することはないでしょう。なぜなら、ポメラの電池よりも先に、あなたの想像が切れるでしょうからね。それほどに電池が長持ちします。DM200の時点ですでに驚異的な電池持ちなのです。
どこまでも素直
ポメラの変換はなかなかに賢く感じました。DM250では間違えて覚えてしまった慣用句なども正しい慣用句に訂正して変換してくれたりもするみたいですが、DM200の時点で変換の精度はかなりの完成度に達していると個人的には思いました、まず、ポメラの変換で特徴的なことは、スマホやパソコンでは当たり前の予測変換がないことです。変換履歴から、文章を打つ前に予測する機能などは一切搭載しておらず、打った文字を変換する素直な変換機能しか搭載していません。故に、とても素直に動いてくれます。この素直な挙動の変換が、直感的に文字を打つことを助けてくれています。
また、その変換の語彙も、DM200に搭載されたATOK for POMERA Professionalは、DM200が2016年発売なので、最近の言葉には当然弱いものの、かなり豊富で、変換の精度も高いので、ポメラの変換はとてもストレスフリーな変換だと私は思いました。
創造を余すことなく記憶する
DM200の購入時点での空きストレージ容量は、私の個体では132MBでした。これほどの大容量があれば、ほぼ一生使えると言っても過言ではないほどなのですが、それに加えて最大23GBまでのSDカードにも対応しており、拡張することも可能です。
この記事にたどり着いた読者の皆さんにはいないと思いますが、132MBと聞いて、大容量ではないと感じた人はいるかもしれないので、ポメラで実際に使う容量について(私の場合)少しお話ししたいと思います。まず、このブログ記事の本文は12KB程のサイズです。これだけの文章を書いても、12KB程度なのです。
私がなろうにあげている小説は一話あたり大体3500文字から5000文字ですが、それでも11KB以内に収まっています。これでおわかりいただけたでしょう。132MBはポメラの用途においては、とても大きな容量なのです。
その機能達は、創造を助長する。
ポメラは.txtファイルの閲覧、作成、編集しかできません。しかし、それらを快適に行うための機能は多数搭載されています。
まずはアウトライン表示を紹介します。この機能は画面の左端にアウトライン「見出し」を表示します。見出しの前に#をつけることでその行が見出しとして扱われ、左端に表示されるのです。#の数で階層をつけることもできるので、細かい段落から大きな段落までも区別でき、文章全体の構造を常に把握することができます。また、見出し単位でカーソルをジャンプすることもできるので、文章の構造を理解しやすくするだけでなく、カーソル移動も快適になります。
次に紹介するのは、比較表示と分割表示です。これはどちらも画面を中を腕分割して、左右で別々の文字列を表示・編集できる機能です。分割は、同一の文章を二画面で表示することで、長い文章を書く際に、複数の部分を表示することで、文章の矛盾などっを防ぐことができる機能です。一方、比較表時は、左右で別のtxtファイルを表示・
編集することができます。複数のファイルを同時に編集できる機能というわけです。また、大学のレポート課題などで、文章における条件などが記された書類をtxt形式でポメラに読み込むことで、自分が書いているレポートの横に、常にそれを表じっさせておくことができてとても便利です(実際これを使用してレポートを書きました)。
最後に、白黒反転を紹介します。これは読んで字の如く画面の表示色を反転させるものです。デフォルトでは白背景に黒色で文字や線が表示されていますが、これを反転させることができます。液晶画面のバックライトによる光で目がまぶしくなり、文字が読みにくくなることを防ぐ機能です。ポメラは有機ELではないので、節電効果には期待できませんが、文字を見やすくすることで、文章を書くことへの集中を阻害する原因をなくします。
ポメラには、創造を阻害する要因を排除し、創造を助長するための機能が紹介しきれないほど多く備わっています。故に、プログラミング用途を除けば最強のテキストエディタであるというわけです。
さいごに
このものすごく稚拙な文章を、最後まで読んでくださった方々に感謝を申し上げます。私はこのポメラが初めてのポメラなので、評価の視点がどうしてもパソコン基準になってしまっていて、2022年でもDM200で十分なのかと言うことについては長い間ポメラを使っているポメラユーザの意見を参考にした方がいいかもしれません。少なくとも私は全然現役余裕だと思っています。ブログやなろう小説を書く上で十分かつ素直で正確な変換機能を備えていて、語彙は最近登場した名詞などには弱いですが、これらは辞書登録を行うことで解決します。変換システム自体はとても優秀なうえに、語彙も最近の言葉を除けば、かなり優秀ですから、全然不便さを感じることはありません。
先日DM250が発売されたことによって、相場が落ち、Amazonでの価格も単体であれば3万円をギリギリ切るものとなり、比較的お求めやすくなりました。是非この機会に、ポメラに手を出してみてはどうでしょうか?ちなみに、DM200は生産が終了しているので、もし買いたいのであれば、在庫限りです。急ぎましょう。このガジェットは単機能であるが故にパソコンなどと比較してしまい、なかなか購入する勇気がわかないと思いますので、ほしいと思ったら勢いで買うことをおすすめします。もし、あなたが文章を書く機会がある人間なのであれば、きっと後悔することは無い買い物になるはずです。
第11世代 Kindle Paperwhite 2021レビュー
あいさつ
お久しぶりですゆずきです!今回は、Prime Dayで大幅に値下げされていたKindle Paperwhiteをレビューしていきたいと思います。
このKindle Paperwhiteというのは、僕の生活や、このブログとは切っても切り離せない存在と言っても過言ではありません。なぜなら、4年前に手に取ったKindle Paperwhiteはこのブログ初の商品紹介記事であり、僕の商品紹介の原点である上に、僕の現在の読書習慣の原点とも言えるからです。ですから、1年以上の間が開いた当ブログ復活にふさわしい記事になるようにいつもよりも力を入れて書いたつもりでいます。
4年前のKindle Paperwiteとの出会いは僕の人生を一変させました。それを手にしたその日から、もうiPadで読書できなくなっただけでなく、読書の頻度も増え、生活に読書を取り入れる習慣がついたのです。そして、あの日からは自分で買う本は全て(付録付き雑誌を除く)Kindleで購入し、1枚の本棚としてKindleは僕の部屋に君臨し続け、それは部屋だけでなく出かけ先や高校でも本棚として機能していました。
そんな持ち歩ける本棚と出会って4年経った今、僕の部屋からは物理的な本は不要になり、大学で使う参考書類(その中でもKindleで買えなかったもの)などを除いてそれらを完全に排除しました。僕の部屋の本は全てKindleに統一され、Kindleを手に取れば部屋の全ての本にアクセスできるようになったのです。
そして今回紹介する第11世代Kindle Paperwhiteでは僕の読書体験に更なる進化をもたらしました。風呂にも持ち歩けるようになり、読書好きなら一度は夢にも見たであろう風呂読書が実現可能になったのです!しかもこれ一枚で!それだけではありません。まぁ、挨拶はこの辺にして、詳しいことはこの後詳しく話します!よければ最後まで目を通していただければ幸いです!
Kindle Paperwhite 6年分の進化
実は僕が2018年に買ったKindle Paperwhiteは、まだ2018モデル(第10世代)が出るギリギリ前に買ったので、2015年発売の第7世代モデルです。そして今回は2021年の11月に発売した正真正銘の最新世代のKindleを購入しましたので、6年分の進化と題して、それらを比較してみようと思います。
Amazonの段ボール箱を開けてまず最初に驚いたのが、箱の薄さである。4年前に買った6年落ちのKindleは箱が熱く、その代わりはこの縦横の大きさは本体サイズに近かったのに対し、今回の最新世代のKindleのパッケージはまるでFire tabシリーズの箱のような梱包の仕方になっていて、箱がとても薄かったのだ。
薄いパッケージに身を纏ったKindleを取り出すとき、僕は興奮を抑えきれず、特に何も面白いことはないはずなのに、にやつきを抑えられなかった。その興奮は、紛れもなく4年前に感じたものに近かった。新たな読書生活を共にするこのKindleには、僕が大学に入ったことで新たな役割が加わった。それは大学で使う参考書である。僕が大学で使う参考書の中でKindle版が購入可能であるものはすべてKindleで購入したので、多くの参考書がこの1枚の板に集約された。Kindleが単なる娯楽の道具ではなくなった瞬間である。
また、電車で通学するようになったことで、Kindleの使用時間が格段に増えた。従来は寝る前に読むことが多く、たまに学校の休み時間にも読むことがある程度のものだったが、今では戦術の通り、通学の電車で音楽を聴きながら毎日本を読んでいる。通学には大体1時間かかるので、生き返らわせて最低でも2時間読んでいることになる。それだけではない、2018年発売の第10世代Kindle Paperwhiteで付いた防水機能は風呂での読書を可能にし、ほぼ毎日風呂にKindleを持ち込み、そこで最低でも15分ほどは本を読んでいる、そして従来通り、寝る前にも読んでいるので、僕の生活におけるKindleの重要性がはるかに昔とは違うのだ。
そんな自分語りはさておき、6年分の進化をざっくりと紹介しよう。まずはストレージ容量である。6年前に発売されたKindle Paperwhiteのストレージ容量は最小構成で4GB、最大構成で8GB、マンガモデルが32GBだったのが、11世代Paperwhiteでは最小構成で8GB、シグニチャーエディションで32GBとなり、4GBが実質切り捨てとなった。これもきっとストレージの値段が6年前よりも格段に安くなり、従来通りの値段で2倍の容量のストレージが確保できたからだろうと僕は予想する。
次なる進化は、画面の大きさだ。2018年発売の第10世代Kindle Paperwhiteは僕が所持していた2015年発売の第7世代と寸法やは一切変化せず、防水機能の搭載と、LEDフロントライトの個数が増えた。寸法が同じということは、画面サイズも、ベゼルの太さも、一切変化がなかったということである。実は完全にデザインに変化がないかといえば少し違って、画面とベゼルの間の段差がなくなり、フラットになったのだが、画面のサイズは対角6インチの300dpiのままだった。しかし今回の第11世代Kindle Paperwhiteは違う。本体サイズはほんの一回りだけ大きくなって、画面のサイズは対角6.8インチに大型化された、画面サイズが大きくなっても解像度は300dpiのままなので、ドットの数はかなり増えたことだろう。もはやこれが僕が手に取って感じた最大の進化ともいえる部分だった。
上の画像のように、対角0.8インチがもたらす変化は大きく、これだけで読書体験は格段に向上した。もはや全くの別物といっても過言ではないだろう。中身を移すことはできないが、漫画を読む際にもこの変化は顕著で、吹き出しの中に描かれた小さな文字の視認性が大幅に向上し、より快適に漫画を読めるようになった。
画面サイズの変化がもたらす読書体験の進化は小説を読む際にはとても顕著に表れる。漫画以上に進化を実感しやすいだろう。僕は漫画よりも圧倒的に小説を読む頻度が高いので、今回のアップグレードによる進化の恩恵を日々感じている。上の画像ではっきりとわかるとおり、11世代のほうが1画面に表示できる文字の数が圧倒的に多い。1行当たりの文字数も段違いなうえに、表示される行数も増加している。この行数の変化が読書スピードにも変化をもたらしたということを、数日間使って実感した。
画面サイズの進化同様に、読書体験に変化をもたらした大きな要素の一つが、狭額縁化である。縁が細くなり、周囲の背景に本の画面が溶け込むような感覚は、読書の世界に視界をより集中させ、本の世界への没入感をもたらした。
Amazon純正Kindle Paperwhiteカバー(ファブリック)レビュー
実は今回のPrime Day、ケースと画面保護フィルムがセットでめちゃめちゃ安く手に入るプランが用意されていたので、僕はそれを購入した。なぜなら先述の通り、電車通学によって従来よりも携帯する頻度が圧倒的に増えていったため、本体の保護が必要であると考えたからである。
バッケージは、Kindle Paperwhiteのパッケージのデザインに近く、統一感がある。パッケージ右上に三角の穴が開いているため、外からでも触ることができる。ちなみに僕はピンク色のファブリックを選んだ(レザーとファブリックの2種類が用意されている)。
ファブリックの触り心地は、Echoシリーズのスピーカー部に使われているものに近く、とても硬めでざらざらしている印象。もしあなたがファブリック素材を採用したEchoを持っていないのであれば、食器用スポンジの深い緑色の部分のザラザラ感を想像してくれれば大体どんな感覚かわかるだろう。
しかし、そんな触り心地と、可愛い見た目に反してこのケースは高い撥水性能を持っていて、湯船で読書して湯船の蓋の上に置きっぱなしにして体を洗う際、シャワーの水飛沫が飛び散っても大丈夫なのだ。風呂から上がったらタオルでサッと吹くだけで、ほぼ濡れる前の状態に戻り、2分程度で水は乾いて元通りの状態になる。
また、蓋の裏は水を吸うようにできているため、Kindle Paperwhite本体の画面がにれても、カバーを閉じることで画面の水分はほとんどなくなる。なお、閉じっぱなしにしていると、蓋に座れた水分が乾かないで残ってしまうので、風呂から上がったらしばらく開いて干しておくことを推奨する。それも数分でいい。よほど濡れなければすぐに乾いてしまうのだ。
まだ持ってない人に伝えたい、Kindleの魅力
Kindleは、持ち歩ける本棚であると同時に、持ち歩ける最高の読書環境だと私は思っている。膨大の数の本がその中に収まり、それを持ち歩くことで、いつでもどこでも膨大な本にアクセスすることができる。それだけでなく、Kindleでの読書体験は紛れもなく最高のものであり、これ一つで読書体験をアップグレードする環境も提供してくれる素晴らしいデバイスである。本を読むことしかできない単機能ガジェットであるが故に、購入する前はためらいが発生するであろうが、もし、これを読んでいるあなたが本を読むのが好きなのであれば、1枚持っていて損はないと私は思う。最高の環境と、持ち歩ける本棚をセットで提供してくれるからだ。なかなかいい値段するため、決して安い買い物とは言い難いが、値段相応以上の体験を提供してくれている。ここでは、Kindleの様々な利用シーンを紹介する。
家で寝ながら読書するだけでなく、一般的なワーキングスペースでゆっくりとくつろぎながら読書するのにも電子ペーパー端末は長けている。Kindleにはスマホやタブレット、PCに提供されているKindleアプリがカバーする範囲の機能しか持っておらず、他のメッセージアプリからの通知や、ゲームからログインを促す通知がくることもなく、コンテンツを阻害するあらゆる要因が排除されているため、飲み物を飲んでくつろぎながら読書をするという読書体験において最高の贅沢な時間をさらに満喫することができるのが専用端末の魅力である。
電子ペーパーはフロントライトさえ搭載していれば、いかなる環境においても液晶画面やOLEDディスプレイに比べて視認性が高く、限りなく印刷物に近い表示が可能であるため、目への負担が少ない。そのため屋外の読書にいおてもKindleは優れている。Kindleは現行機種であれば全てのモデルでフロントLEDライトが搭載されていて、暗所での読書も可能である。明所であればフロントライトは使わずとも、くっきりはっきりコンテンツが表示され、読書に集中することができる。また、今回紹介している11世代Kindle Paperwhiteおよび、Kindle Oasisには色調調節ライトが搭載されていて、画面の色温度を調節することができるため、暖色系の照明が焚かれている部屋などでも快適に読書することができる。寝る前に常夜灯をつけて読書する際にも、フロントライトで画面を明るくするだけでなく、色温度を常夜灯をたいた状態で見やすいものにすることで、明るくても眩しさを感じず、文字の視認性が向上したことを実感している。
このように、Kindleはどこにいても最高の読書体験を提供してくれる。また、単機能ガジェットであるため、そのこと以外の余計な誘惑が発生せず、本を読むことだけに集中することができるのも魅力の一つだ。また、Kindleで本を読んでいる時間はフル機能のインターネットからは切り離された本の世界に没頭することができ、インターネット上のコミュニティと距離を置く時間を作ることができる。コミュニティとの距離を適切に保つことで、コミュニティ内での発言に落ち着きが出たり、普段の実生活をコミュニティのために犠牲にすることがなくなると行った効果がある。インターネットから自分を切り離す時間を設け、インターネットへ過度に依存するのではなく、適切な距離感をt持つことを「デジタルデトックス」とよぶらしい。
デジタルデトックスへの注目が高まっている今こそ、単機能ガジェットは注目されるべきだと私は考える。Kindleによる最高の読書体験をしている時間は、まさに、インターネットと距離を置くことを無理なく実現してくれる。あなたもKindleを買って、読書の時間を生活に取り入れてみてはいかがだろうか。
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価格以上、大きさ以上の高音質!! これぞ未来のオーディオ、HomePodレビュー
What is HomePod?
HomePodは、今ではイヤホン(ヘッドホン含む集計)で最も高いシェアを持つオーディオブランドとしての側面も持っているAppleが「我々は、iPodやiPhone、Apple Music、AirPodsで外での音楽体験を革新してきた。次は家の中のオーディオを刷新する」⇦(WWDC17でのHomePod発表の前振りの要約)という威勢の良い言葉とともに2017年に発表されたスマートスピーカーである。
HomePodはまさに今の音響技術の集大成のような製品で、小さくシンプルな見た目の筐体の中に、今ある技術の全てが集約されているといっても過言ではない代物だ。
Appleは今ある技術を集約し、家の中での音楽体験を刷新しようとしたのだ。
その結果生まれたものがこのHomePodというものである。
オーディオの未来、此処に有り!!
いざ、開封の儀!
HomePodの外箱は、とても小柄な本体とは対照的に巨大である。
近くの家電店で買ったのだが、家まで歩きで運ぶのが大変なほど重量を感じたが、中身のHomePodはそこまで重くない。
この箱、地味にすごいのがこのHomePodの箱の上に段ボールの長方形が二つ乗っかっているように見えると思うが、これら二つを外側に開くと箱が外箱から浮き上がる仕掛けになっている。
なんというこだわりだ!
箱にまで妥協しないAppleのHomePodへの本気度が伺える。
いつものAppleらしいシンプルで美しい箱である。ぺりぺりビニールもいつも通りだ。
箱を開けるといきなり下箱に隙間なく収まったHomePod本体が現れる。
この隙間ないほど緻密に作られた箱。
とても美しい…
中身は以下の通りだ、あの下箱に丸いクイックスタートガイドとシールが入ってる。
電源のコードは本体から直接伸びていて、先端はコンセントプラグになっている。
ちなみに、天板を長押しするとSiriが起動する。
普通に押すと再生停止、二回押しで次の曲、三回押しで前の曲に戻ることができる。
〜HomePod、何がすごいの?〜
少し難しい?いや、この記事を読みに来てる人にとってはかんたんな話をする。
先程HomePodには今ある技術が集約されていると紹介したが、少し大げさである。
ただ、音の最先端の詰め合わせという意味では間違いではない表現だ。
そんなHomePodには以下の技術が搭載されている。それもこんな小さな筐体に…
・iPhone6やAppleTV HDに搭載されているApple Silicon SoC「A8チップ」
・7方向に向いたAppleが設計した独立アンプ(個々それぞれにアンプがついてる)の7つのツイーター
・驚異の振幅2cmを誇るAppleが設計した上向きのウーファー
・6つのマイクと低音調節用のマイク(ウーファー付近に設置されている。ウーファーの音を捉える)
大きくこんなものだ。この中でもなにが「音の最先端」を実現しているかというと、これらの筐体すべてのコントロールを担っているA8チップだ。
このA8チップによって以下のことを実現している。
・低音調節マイクの情報をもとに、低音の具合をリアルタイムに調節
・6個のマイクからの情報を元に音響特性や置かれた位置を認識。ボーカルは中心に向けて直進的に音を飛ばし、伴奏などは左右にチャンネルを分けて壁に反射させるように音を鳴らす。
主にこの2点だ。だが、この2点がまさしくHomePodの真髄とも言える。
これこそがHomePodが音の未来である理由である。
更に当然ながらSiriを使用することでCDなどを刺さずに音楽を楽しめる。さらに、AirPlay2を使用してiPhoneなどから音を飛ばすことができる。要するにこれは「現代版一体型コンポーネントシステム」である。
それ以外に凄いところはやはり連携面である。
HomePodをAppleTVのある部屋に配置すればHeySiriでAppleTVをコントロールできるようになるのだ。
さらに、AppleTVとHomePodを繋げると、HomePodで音楽を流した際に AppleTVが起動し、再生中の項目を表示する。
対応しているものであれば、歌詞も表示してくれるのだ。
どうせお高いんでしょ〜?と思った皆さんに朗報です。
これでお値段¥32800+taxだ!!
御託は此処まで、此処からは実際に2ヶ月以上使って思ったことを正直に述べる。
少し過激な表現や、そもそものHomePodというものに対する否定的な意見も含まれる。
見たくない人は此処でブラウザバックしてほしい!
選抜完了。それでは本編へ入ろう。
小さいのは大きさだけ。誇れる長所は音質だけ。高いのは値段だけ。
オーディオの未来を模索したものの失敗したオーディオの敗北者、HomePod使用2ヶ月レビュー
小さいのは大きさだけ
HomePodは圧倒的な数のツイーターと、迫真の振幅を誇るウーファーのパワーにより音量は大きい。
迫力もすごくて、映画を見るときにはまるで映画館にいるかのようか感覚に浸ることができる。
実際、この2ヶ月間に数々の映画やアニメをApple TVを使用し、HomePodで音を鳴らし、見てきたが。HomePodの存在が音にかき消される。
そこに何もないのに音が聞こえてくる。
何かの圧がある。
そのような感覚なのだ!
空間が音になる。
語彙力がなくて変な表現になってしまったことをお詫び申し上げる。
驚きなのはこれがとても小さなボディーに収まっていることだ。
このスピーカーは音楽鑑賞だけでなく、映画鑑賞にも向いていて、さらに小さいのだ!
ビッグな音量、ビッグな音圧、ビッグな迫力。
小さいのは本体の大きさのみだ。
HomePod miniはなんとなく小さいスピーカーだなと感じる音なのに対して、HomePodは大きさを忘れるほどの迫力…というよりも、HomePodの存在を忘れるほどだ。
繰り返しにはなるが、空間が音になり、その迫力のサウンドがHomePodの小さな筐体の存在を掻き消してしまう。
これには本当に感動した。
誇れる長所は音質だけ
先述の通り、HomePodのサウンド体験は驚きを飛び越えて感動するほどのものだ。
しかし、HomePodの良さを説明しろと言われても俺にはこのサウンド体験についてしか話せない。
他は特にすごく目立った長所もない。
強いて言うならば、Apple TVにつなげているときに、Hey SiriでApple TVを操作できたり、通話(FaceTimeか電話限定)を飛ばして通話スピーカー&マイクとして使えるくらいだ。
他のことは他社のスピーカーでもできるし、ましてや他社の方が優れている機能の方が多い。
Siri音声認識も、ウェイクワードの聞き取り精度は高いものの、その後の言葉の認識能力はAlexaやGoogle Assistantに大きく劣っている上に昨日も必要最低限。
HomePodという買い物は、約4万円(税込)でサウンド体験を買うと思った方がいい。
だが、このサウンド体験は約4万円(税込)に値する。
それだけでも約4万円(税込)を払う価値がある。
高いのは値段だけ
先ほど値段に値するサウンド体験と称したが、これを存分に体験するためにはある程度事前に環境を整える必要がある。
声で選曲したり、天板タップで音楽をすぐに流したいのであればApple Musicのサブスクリプションが必要になる。
他のサービスを使う際にはAirPlayを使用し、音を飛ばすことはできる。
その際、楽曲のコントロールは可能である(選曲は不可)
また、テレビの音を出力し、迫力のサウンドで映画の世界に没入するには、Apple TVの購入が基本的に必要である(俺が知る限り、AirPlay2対応のテレビではAppleデバイスからの画面ミラーリングやコンテンツのミラーリングのみで、AirPlay2で音を外部に出力できるものはない)
要するに、多くの人にとってはこのHomePodというデバイスは音がよかろうと何だろうと「ただ値段が高いだけ」の代物であるということだ。
この代物はかなり人を選ぶ、そのため買う人が限定的な上に用途もコンポ並みに限定的になってしまい、売れなかったのである。
オーディオの未来を模索したものの失敗したオーディオの敗北者HomePod。
先述の通り、HomePodにとどめを刺したのがこの高い値段だ。
僕はこのオーディオ体験に約4万円(税込)払う価値があると思っているが、多くの人はそのオーディオ体験をする環境が整っていない。
一声で美しい音が部屋を包み込む体験を、家で気軽に見ている映画とは思えないほどの迫真の映像体験も、多くの人は体験できないのである。
一方で、昔から高音質ではあるが用途が音楽再生に特化していて、音声でコントロールすることもできないコンポはHomePodよりも安く、HomePodと肩を並べるか、それ以上のオーディオ体験を与えてくれる。
しかも、コンポの場合はAppleデバイスやApple Musicのサブスクリプションの代わりに、スマホのブルートゥースやCDなどから音楽を流す。
HomePodよりも少し手間がかかるが、安く、HomePodレベルのオーディオ体験を提供してくれる。
さらに、Bluetoothで各デバイス(Apple以外も含む)から音を飛ばすだけであれば、Bluetoothスピーカーで十二分に役目をはたしてくれるのである。
しかし、勿論BluetoothよりもAirPlay2の方が音質がいい。
AirPlay2が使いたいんだ!!
という人にはヤマハなどが出しているAirPlay2対応スピーカーがある。
さらにこいつらはAirPlay2にしか対応していないHomePodに対してBluetoothにも対応している。
そう、この市場にはほとんどHomePodの居場所などほとんどなかったのだ。
結果、先日生産終了が告げられ、現在ある在庫限りで販売終了する。
iPodで多くの音楽を持ち歩く世界に、iTunesは音楽をオンライン上で販売できる世界に、iPhoneとApple Musicは音楽コンテンツにお金を払うのではなく、多数の音楽が含まれた一つのサービスにお金を払う世界に、AirPodsは世界のオーディオの世界の概念を覆し、音質ではなく利便性で勝負する世界に変えた。
Appleは音楽を変えてきた。
そんなAppleはかつて、iPodの音楽を家で高音質で楽しめるような世界を作ろうとしたが、サードが強すぎるのと、値段が高すぎて失敗した。
というよりも、iPodの音楽を家で高音質に楽しめる世界を既に他のオーディオメーカーが作りあげてしまっていた。
そして、2017年にはApple Musicという武器とSiriを引っさげて今度はHomePodという形で家ナカ音楽のスタイルに革新を起そうとするも、これもまた他社が既にやっている上に、値段も高く、さらに他社の製品の方が優れている部分が多く、おまけに性能を生かせる人が限定的であることが主な原因となって敗北した。
しかし、音は確かである。
環境はすでにある。
いい音を気軽に楽しみたい!
いい音と暮らしたい!
いい音を生活に取り入れたい!
という方は、店舗を回って在庫ある店で買うか、在庫がきれないうちにApple Storeで買うといい。
OSのアプデはHomePod mini同様にサポートされるらしい
HomePod mini1ヶ月間使用レビュー 〜Macデスク用スピーカーの最適解〜
HomePod miniとは
流石にいないとは思うが、HomePod miniってどんなものなの?時になってる人のために、そもそもHomePod miniとは何かをざっくり説明する。
HomePod miniとは…ズバリ「コンセント直挿しタイプの小型据え置きAirPlayスピーカーだ!!」
その一言に尽きる。
ついでにAppleは、そのHomePod miniを据え置きオーディオとして発売するにあたり、どのような武器(音響技術)を装備してきたのかについても少しだけ説明しておく。
搭載された技術については以下の通りだ。
- AirPlay2
- Appleが設計した独自の3.0インチフルレンジドライバー
- 一つ置くだけで部屋中満遍なく音が広がり、一貫した360度のサウンド体験を可能にするAppleが設計したアコースティックウェーブガイド
- 豊かな低音を実現するとともに、音の歪みを打ち消しあうために対になるように設置された二つの高偏位パッシブラジエーター
- 耳に音楽が届く前にスピーカーに音楽を最適化、パッシブラジエーターの動き計算しながらフルレンジドライバーを制御。これらの処理を毎秒180回以上行うS5チップ
といった感じだ。これらの技術が全てもうすぐ廃止されるRedBullの小さい缶よりも高さの低いとても小さな球体に収まっている。
それでは、
御託はここまで…
実際に1ヶ月使ってみてどうだったのかを綴っていく。
1ヶ月使用した正直な感想
1ヶ月使用して思ったことは大きく以下の通りだ。
- 小さくて可愛い見た目からは想像できない音量
- WiFiの調子に左右されるAirPlay
- 音量=音質ではない
- 音楽以外の使い道がほとんどない
といった感じだ。
ここからはそれぞれについて詳しく話していく。
1.小さくて可愛い見た目からは想像もできない音量
このHomePod mini、冒頭で述べた通りとても小さい。そしてとてもかわいくてシンプルなデザインをしている。
そして、そんな小さなボディーに先ほど説明した技術がすべて詰め込まれている。いわば音響技術の進化が生んだ文明の利器だ。
これほど小さいのにもかかわらず、かなりの音量で音楽を出力でき、音割れもないのだ。
これには使っていて何度も驚かされた。
音が割れることなくほとんどの曲できれいに音を出せているのだ。
すごいのは音量だけではない。
この小さな球体を一つ置くだけで俺の部屋の空間全体が音に変わった。
部屋中どこにいてもほぼ同じように音が聞こえるのである。
しかしここで注意事項がある。
どこにいても同じように聞こえるのは中高音域に限る話だ。
低音域のパワー不足により、結構スピーカーとの距離が近くないとしっかりとした低音を楽しむことができない。
しかしこれは逆に言えば近づけば低音もしっかりと聞こえるという意味でもある。
要するに、机において、椅子に座って、何か作業しながら聞くにはちょうどいいということだ。
iMacなどのデスクトップMacが置いてある机にHomePod miniをおいて使うと、かなり最高である。
音楽や音量もMacからコントロールすることができるため快適だ。
近くで聞けばいい音に聞こえるこのスピーカーはアパートなどにも適しているといえる。
2.WiFiの調子に左右されるAirplay
ここで、HomePod mini、先ほどの説明で「これいいかも」と思った皆さんのほとんどがこのことを聞いたら、検討の視野から外れるかもしれない衝撃の事実をお伝えしよう。
実はこのスピーカー…「Bluetooth非対応」である。
Airplay2にしか対応しておらず、ワイヤレススピーカーとしては、Apple製品としか互換性がない。
しかし、Airplay2はBluetoothよりも伝送できるデータ量が多いため、Bluetoothよりも音質がいいのだが…Airplay2はWiFiを経由するため、WiFiの調子が悪い時には地縁や音飛び、音の跡切れが発生することも多い。
3.音量=音質ではない
これは当たり前といえば当たり前ですが、僕はこのスピーカーに出会ってそのことを身をもって体験しました。
HomePod miniは確かに音量は信じられないほど出ます。
それも音割れをほとんど起こさずに…
しかし、音質がいいかと言われれば、悪くはないけどそこまでよくもないといった感じです。
特に低音域のパワー不足がすさまじく、360度スピーカーでありながら部屋中を音で包んで「ディスコ」のように音楽が鳴り響く空間を作ることには向きません。
でも、近くで聞くと確かに低音域も出てはいます。
空気を震わせる力が小さいのです。
それもそのはず。
HomePod miniに搭載されているドライバーはフルレンジドライバー(高音域から低音域までのすべての音域を担当するスピーカー)と、低音を増幅するパッシブラジエーター(密閉型のスピーカーで、動くスピーカーの空気を利用してうごく。スピーカーの振動版がそのままついている的な感じのやつ)が対になるように二つ付いているだけです。
震わせる空気の量も少ないため、パッシブラジエーターもあまり働かないのかもしれませんね…
正直、HomePod miniを買う前は期待してました。
なぜなら、各社は小型スマートスピーカーを5000円程度で出しているのに、このHomePod miniは各社の標準機(Google Nest AudioやAmazon Echo)と同じ値段しています。
そして、発表会では「私たちはスピーカーは高音質でならないと考えました」という言葉から始まる搭載された音響技術の数々が語られます。
その最後にはこのスピーカー最大の特徴である「コンピュテーショナルオーディオ」の紹介がされました。
僕はてっきり「この値段で小型機ってことは、この小型機は͡͡͡コンピュテーショナルオーディオと、搭載された様々な音響技術によって、他社の標準機並みの音を実現している」と期待しました。
しかし、現実そんなことはおとぎ話。
そんなことは机上の空論に過ぎず他社の標準機よりもパワーが明らかにない音でした。
ほめるところがあるというのであれば、結構音の配置はフラットであるということぐらいです。
フラットが好きな人は机において椅子に座って聞く分にはは満足できる音に仕上がっていると僕は思います。
4.音楽以外の使い道がない
これは正直僕にとってはあまり問題ではないですが、これをスマスピとしてガツガツ使おうと考えている人にとっては問題です。
現時点、siriにできることが結構少ないです、スマスピをすでに使ったことがあって、基本的な作業「タイマーやアラーム、天気など」しかしなかったという人には事足りますが、そうではない人はこのスピーカーはお勧めできません。
音楽用としては別ですが。
HomePod miniはAppleMusicに対応していて、単体でAppleMusicのコンテンツをストリーミングできます。
デスクでプレイリストなどを垂れ流すには結構もってこいなスピーカーです。
また、Airplay2に対応しているので、Macを置いているデスクトップ用のスピーカーとしてはとても良い選択肢だと思います。
あと、iPhoneしか持ってなくて、AppleMusicなどを机に向かって勉強や作業をしているときに本体スピーカーで音楽を垂れ流している人にもお勧めです。
iPhoneをかざすだけで再生中が引き継がれる便利な機能(Handoff)があるので、ほかのスピーカーをへたに買うよりお金をためてこのスピーカーを買ったほうがきっと満足できます。
さいごに
いかがだったでしょうか。
これが僕がこのスピーカーを使って感じたことのすべてです。
ほしいと思った方は以下のリンクから購入できます。
このスピーカーについては言いたいことが沢山有ったので、写真少なめ、文章多めになってしまいましたが最後まで読んでくださったことを感謝します。
HomePod miniのレビュー(クリスマスプレゼントに考えてる人、少し頭冷やそうぜ…)
この記事を読む上での注意事項
Apple関連の記事で一番アクセスを稼ぐ方法は「購買意欲を後押しする記事」を書くことである。なぜなら、需要が大きいからだ。
僕のこの記事に購買意欲の後押しを求めているのであれば今すぐブラウザバックしてもらいたい。
僕は、この記事を読むみなさんが買う前に過度に期待した状態でHomePod miniを買って、このHomePod miniという商品に対して「期待はずれ」といった悲しみを感じてもらいたくない。
僕は1ブロガーとして「いいところと悪いところを買う前に理解できる記事」を提供し、みなさんが記事を読んでそれを理解した上でこの商品を購入し、「買ってよかった」と心の底から喜んだ時に出るその笑顔を提供するということを常に目標にしている。
だからこそ悪いところを何の遠慮もなく書きます。
正直に書きます。
僕が感じた欠点を知りたくない人や受け入れたくない人は今すぐブラウザバックです。
購入に至る経緯
僕は2018年の発表会でHomePodが出た時から「大きいから早く小さいの出せ!高くても買うからああああ!!」と約2年訴え続けた。
そして夢は叶った。
iPhone12が発表されたイベントの冒頭でHomePod miniが発表!!
ついにだ。ついに求めていた小さいHomePodだ!
二年間求め続けた、2年間待ち続けたHomePodだ!
僕の理想だ!!
ということで、当然ながら買いました(貯金溜まったので)HomePod miniの詳しい情報はこちらへ
発表会直後のリアクションや僕のファーストインプレッションはこちら!
それでは、早速開封していきましょう!!
開封の儀
パッケージの正面はこんな感じで、音の迫力をアピールしているのか上下に揺れるminiの文字がデカデカと印刷されている。
そして箱の色は本体カラーのブラックに合わせてブラックだ。
側面には筐体が描かれている。もしかすると実寸大?!
箱を開けると早速本体がお目見えする。
えっ?!ちっさああああああああああああい!!
そう、この時点で僕の予想を遥かに上回る小ささだったのだ。
ARで何度も似たが実物は想像以上に小さい。
多分もし皆さんがHomePod miniを買って、開封したらまず先にこの小ささに驚くことだろう。
本体上部には、HomePodのアイデンティティとも言える「Touch Surface」が搭載されている。
大きい方の無印とは違い、音量調節の+ーが初めから印刷されている。質感は大きい方となんの変わりもないように思われる。
同梱物は左から順にHomePod mini、クイックマニュアル、20W USB-Cアダプターだ。環境のためにアダプター無くしたのはどうやらiPhoneだけのようだ。
HomePod miniには普通に同梱されている。一応環境配慮なのか、本体から伸びるケーブルを固定するやつは紙製だった。
電源を供給するケーブルは本体から直接伸びている。これも大きい方のHomePodと同じだ。
そして嬉しいことにケーブルの端子の形状はUSB-Cだ。
ナイスゥ!
クイックマニュアルはこんな感じ、いつものAppleだ。
本体下部にはAppleマークがお目見えする。
底面はプラ。
どうやらラバーではないようだ。
ケーブルの質感も非常に良く、立派なケーブルである。
セットアップ
Appleは、製品においてセットアップから日常での使用まで、常に簡単に直感的に使えるように製品作っているという。
その概念はこのHomePod miniにも健在だ。
セットアップはGoogle Nest(Home)やAmazonEchoとは比にならないほど簡単である。
HomePod miniをコンセントにさして、Touch Surfaceをタップすると近くのiPhoneにこのように表示される。
ここでは画面下部の「設定」を押すとセットアップが始まる。
次にこのような画面になるので、HomePod miniをどの部屋に置くのかを決めておこう。
ちなみに後からでも変更可能なのでそこまで真剣に悩む必要はない。
パーソナルリクエストの設定を終えるとApple IDにログインする画面が出てくる。
その方法はなんと…「枠内にHomePod miniを収める」のだ!
これはApple Watchと同じである。
あとは自動で全部やってくれる。
設定の方法はApple TVに近い。
Apple TVのセットアップ方法については過去の記事で触れている。
使用レビュー
ここからはお待ちかねの使用レビューである。
僕が実際4日程度使った感想を正直に述べる。
いつもは1週間〜1ヶ月使用してからレビューを書くのだが、今回はクリスマスプレゼントとして恋人や友達、親戚にHomePod miniを贈る人。
または、親戚から「プレゼント何がいい?」と聞かれていてHomePod miniと答えようとしている人向けにこの記事を仕上げるべく、お試し期間を短めにして記事を早く仕上げることを重視した。
まず、いいところから話そう。
AirPlay2は非常に優秀だ。
設定やペアリングを何もしなくても、本体の再生中のAirPlayボタンにAirPlayデバイスが表示されていて、そのデバイスを選択するだけですぐに音声が切り替わる。
このように、AirPlayボタンを押すとAirPlay2対応デバイスが表示される。
選択すればすぐに切り替えることが可能だ。
それだけではなく、HomePodに内蔵されたSiriで曲をコントロールすることも当然可能。
それだけでは終わらない。
One more things...
このHomePod miniにiPhoneをかざすと、iPhoneの再生中がHomePod miniで再生される。逆に、HomePod miniで再生している項目をiPhoneに移すこともできる。
Handoff機能である。
しかしこの機能は便利で素晴らしい機能ではあるが正直僕はこの機能をあまり使わなかった。
理由を話す前にそもそもスマートスピーカーとは何の進化形なのかという話をする必要がある。
人間、昔からやっていることの根本は全く変わっていない。
技術の進歩による文明の進化によりその手段が変わっているだけだ。
その手段の変化を「進化」という。
スマートスピーカーはラジカセの進化形である。(もっと昔に遡ると説明がめんどくさくなるので割愛)
かつてラジカセ音楽を聴くには、音源が記録されたカセットやCDをラジカセ本体に挿入して、ラジカセについている物理的なボタンを使用して音楽のスキップや再生一時停止を操作していた。
しかし、この場合は音楽を操作するためにわざわざラジカセに足を運び、ボタンに手を伸ばす必要がある。
スマートスピーカーではその欠点を無くした。
通信技術の発展により音楽はわざわざ個々で記録媒体を準備する必要がなく、サービスを提供する企業側のサーバーからストリーミングすることでCDやカセットが不要になり本体が小型化した。
それだけではない、声を聞き取り、理解する人工知能の進化により、わざわざ本体まで足を運び手を伸ばさなくても音声による音楽の操作が可能になった。
これがスマートスピーカーである。
しかしこのHandoff機能を使うにはわざわざHomePod miniに足を運び手を伸ばし、iPhoneをかざさなけれないけないのだ。
便利な機能ではあるが、僕は音声による操作に慣れしまったためわざわざ筐体に手を伸ばすという行為がめんどくさくなっていた。
結果的にこの機能をあまり使わなかったのだ。
結局手元のiPhoneに曲を飛ばしたり、iPhoneから曲を飛ばすのにiPhoneの再生中から操作して完結させてしまう。
そして次に気になるであろうその音だ。
まず、Appleが言うHomePod miniに搭載した音響技術の話をしよう。
本体のドライバは一つで、「Appleが設計したフルレンジドライバ」と銘打っている。
ホームページでは「とてつもなくパワフルなネオジム磁石を採用した」と書かれている。
実際、このHomePod miniの音域はとても広い。
低い音から高い音までかなり広い範囲をカバーできている。
この大きさからは想像できないほどの低音から、音割れしないか心配になる程高い音までを綺麗に音割れせず出してしまう。
そして、両サイドには「フォースキャンセリングパッシブラジエータ」が搭載されている。
フォースキャンセリングとは本体内部の振動を複数のスピーカーを対に配置することで打ち消すという設計における概念である。
パッシブラジエータは、密閉型のスピーカーで本体のスピーカーの動きによる空気の動きを利用して動作する振動板であり、低音などを拡張する効果がある。
当然、ある程度大きく本体のスピーカーが動かないと効果があまりない。
実際このHomePod miniはそこそこ音量を出さないと低音が豊かにはならない。
小さい部屋で中音量や小音量で聴く分にはこのパッシブラジエータの効果が発揮されていないのかそんなに低音が出なくなる。
このスピーカー最大のセールスポイントはApple Watch series5/ SEに搭載されているApple Silicon SoCであるS5チップによる毎秒180回もの音源の解析&スピーカーへの最適化を行う演算だ。コレをAppleは「コンピュテーショナルオーディオ」と銘打っている。
実際、先述の「この大きさからは想像できないほどの低音から、音割れしないか心配になる程高い音までを綺麗に音割れせず出してしまう。」と言うのは、Appleが設計したドライバの威力であると言うよりもこの最適化によるものが大きいと思われる。
急激な音の上下にも対応できるのはこのコンピュテーショナルオーディオによるものである。
多くの音響機器メーカーはこのようなことをしていない。
コレがAppleが提唱するスピーカーの未来なのだろう。
御託はここまで。
実際に使ってみた感想をここから正直に述べていく。
このスピーカー、一言で言うと「快適なスピーカー」だ、
まず、音に関してだが先述の通り「この大きさからは想像できないほどの低音から、音割れしないか心配になる程高い音までを綺麗に音割れせず出してしまう。」
が、共存がうまくいっておらず喧嘩してしまうことが多々。
中高音ボーカル+低音伴奏の共存は割とうまくいくのだが、中高音ボーカル+中高音伴奏+低音伴奏の共存がうまくいかない。
不安定である。
曲によっては低音伴奏が中高音ボーカルまたは、中高音伴奏を半殺しにてくる。
一方で、中高音ボーカルか、中高音伴奏が低音伴奏を半殺しにしてしまう。
しかし、それぞれ単体では驚くほどの音域である。
また、全体的にパワー不足を感じる。
同価格帯で販売されているEchoやNest Audioの方がきっとパワフルである。
過去記事で言った「Nest Audio完全敗北」は撤回する。
それもそのはずだ。
本体がとても小さい。
なので5〜6千円程度で出されている小型機との比較が妥当であろう。
小型機との戦いであればダントツで一番である。
そのため、置く場所がないから小さいスピーカーが欲しいけど音を思いっきり犠牲にはしたくないと言う人はこのHomePod miniを買って感動することだろう。
小ささからは想像できない音が出る。
次にSiriである。
Siriは調べ物などに関する知識はGoogleアシスタントやAlexaに引きを撮らないほどに成長している。
昔のSiriとはまるで別人だ。
しかし、「できることがあまりにも少ない」という致命的欠点を抱えている。
例えばラジカセの進化形であるはずのスマートスピーカーなのにradikoが使用できないため、ラジオをストリーミングすることができない。
音楽しか聴かないと用途がはっきりしているのであればこのSiriは何の問題もないのだが、スマートスピーカー初めてで自分でも何をするのかはっきりと定まっていないのであれば迷わずEchoを買うべきであると僕は思う。
最後にHomePodの機能だ。
これは本当に素晴らしい。
まず、iMessageとFaceTimeが単体で使用できる。
Echoにも、Alexaアプリが入ったスマホやEcho本体同士で通話、チャットができる「Alexa Call / Alexa Chat」が存在しているが、シェア率はダントツでFaceTime&iMessageの方が高い。
日本ではiPhoneのシェアが高いため、連絡先さえ交換すれば多くの人と連絡が取り合える。
次にApple Musicでできる操作が多い。
EchoでもApple Musicは利用できるのだが、リピート再生やライブラリへの楽曲追加などはできなかった。
HomePodでは可能である。
最後に音声コントロールだ。
ウェイクワード(Hey Siri)をかなりの精度で聞き取ってくれる。
が、その後の空耳はiPhoneほどではないがEchoよりは多い印象。
HomePod mini買うべき人/買うべきではない人
まず、HomePod miniを買うべき人である(相手に以下の項目に当てはまるものがあるならプレゼントにしても良いと思う)
- Apple Musicを頻繁に使用し、ラジオをきかない
- HomeKitでのスマートホーム環境を構築済みまたはコレから構築するつもりである
- Appleでデバイスは統一したい
- AirPlay2を安価に体験したい
- Apple TV(HD/4K)がメインのセットトップボックス
まず、ラジオを聴かないというのは絶対条件だ。
なぜなら聞けないからだ(iPhoneでストリーミングしてAirPlayは可能だが。単体では不可)
また、安価にAirPlay2を体験したい人は迷わずコレを買っていいだろう。
SONYやONKYOなどのオーディオメーカーのスピーカーの一部にはAirPlay2対応のものがあるが、だいたい上位機種にしかついていないため高い。
しかし、HomePod miniは約12000円でAirPlay2を体験できる。
Apple TV(HD/4K)を所持している人は基本的に買うべきである。
Apple TVでhey Siriを利用して楽曲や再生中の項目をコントロールすることができるため、優れものだ。
僕はこのHomePod miniをしばらく寝室でメインとして使った後、メインはAmazonEchoに戻し、HomePod miniをApple TV用のスピーカーにした。
次に買うべきではない人である。
- ある程度納得する音が欲しい
- FireTV / Chromecast / AndroidTVがメインである
- メインで使用しているスマホがAndroid端末
- AmazonEchoでスキルをバリバリ使っている
- スマートスピーカーに初めて触れる人
ある程度納得する音であれば、価格はそれなりに高くなってしまうが無印HomePodがおすすめである。
または、AmazonEchoのAUX出力を使用してアンプとスピーカーに繋げることがお勧めである。
2〜4個目当たり前なので理由は省く。
5個目の理由については先述の通り「致命的なほど機能が少ない」ので、これから何をするのかわからない初心者にはお勧めできない。
既にスマートスピーカーを使ったことがあって自分がスマートスピーカーで何をするのかが明確んあ人でなければこの製品は買ってはいけないと思う。
以上の記事を読んで、プレゼントにHomePod miniをもらうまたは贈ると決めた君、安心して欲しい。まだクリスマスに間に合う。
また、家電店などに店舗在庫がある場合がある。
Apple event視聴後!Macの未来を見た感想。
今回発表されたもの
です。なんとこれらは全て共通の頭を持っています。その名は…
Apple M1
です。この記事ではまずここから説明します。一応念のために言っておくと、Appleがプレゼンで言う公称値は実際に製品に積まれた時は下がる可能性が十分あります。こいつの真の性能は製品が出てからのお楽しみです。
革命の第一歩。初代Mac用Apple Silicon世界最速、次世代のシンボル!新たなるスタンダード!!そう、彼の名は「Apple M1」
まあ、ほぼこれで説明は終わらせてもいいんですけどねw
今回発表された初めてのMac用SoCであるM1はまさに、次世代の幕開けと言ってもいい仕上がりでしょう。
まあ、コア数で言えばCPU/GPUともに8コア(高性能コア4+省電力コア4)です。しかし、彼らの働きは今までの8コアとは桁違い!
同じ消費電力あたりのパフォーマンスが圧倒的です。なんと10Wで今までのCPUのピークパフォーマンスを出せるみたいです!!
GPUを僕はかなり心配していましたが、このグラフを見る限りかなり強いです…具体的な比較が今はないのでなんとも言えませんが、とにかく早いチップであることに間違いありません。そして、そんなことよりも衝撃的だったのが、今日発表された全てのモデルはこの頭を積んでいることです。要するに、AirもProもminiも頭がおんなじなのです。
それでは、新しいMacの話をしましょう。
MacBook Air
見た目は変わりません。値段は税別104800円です。M1積ん出ます。他は今まで通りです。説明は以上!
とにかく今回はM1を積んだことによる進化が重要です。Airはパフォーマンスも上昇し、省電力性もすごいことになりますので電池持ちが公称値18時間だそうです。
Mac mini
値段は迫真の72800円という化け物じみた安さです。もしかすると後々買うかもしれません。頭はM1です。
なんかポート減ってる。ちなみに、これを僕が買う際にはマルチモニターを想定しています。グラフィックは足りるのかが少し心配ですので、様子見。ポートが減ったのは個人的に少し痛いです。
MacBook Pro
こいつも頭はAirと同じです。Touch Bar邪魔だ!って人は俺みたいな人はAirを買いましょう。Airとの違いはTouch Barとかその辺です。値段もかなり安いですね〜Airとの価格差が少ないからProにしよう!と思う人もいるかもしれませんがその必要がなくなったわけです。Touch Barとかが必要か必要じゃないかです。
感想。
今回の感想は、ズバリ今後に期待です。発表イベントは見ていていつも以上に興奮絵できませんでした。あと、1番僕がApple siliconに期待していた要素であるエコシステムの強化(端末関連系の強化)も特になく、性能の向上もしたのかしてないのかもわからない。さらに安くなると思っていたが、全く安くなってない!Mac mini少し安くなったけどそれでも高すぎる!!!現状メリットのないチップとなっています。とりあえず、こいつらが世に出て、ベンチマーク兄貴たちがスペックを測ってくれるのを待ちます。
待ちに待った最強バンドルApple One、ついにサービス開始!!どれ遊ぶ?どれみる?arcadeとTV+のおすすめコンテンツを紹介するっ!!!
Apple Oneってそもそも何?
Apple Oneとは、Appleの4つのサブスクApple Music、Apple Arcade、Apple TV+、iCloudストレージがバンドルされたサービスです。値段も手頃でApple MusicとiCloudストレージだけで元が撮れてしまうほどです。詳しくは上にリンクが貼ってある過去記事をご覧ください。当記事ではみんな使うであろうApple MusicやiCloudの話は除外して、去年満を持して開始したAppleの二つのエンタメサービス『Apple TV+』と『Apple Arcade』にフォーカスして、これらのおすすめコンテンツを熱く語るという内容です。長くなるかもしれませんが、ゆっくりして行ってくださいね!
ゆずきのApple Arcadeおすすめコンテンツ5選!
- Super Impossible Road
- Sneaky Susquach
- LEGO Brawls
- The Last Campfire
- クロッシーロードキャッスル
おすすめはこれらのの五つです。かなりの鉄板ネタしかありませんが、これから新たにApple Arcadeに触れる人にはまずこれらを遊んでくれ!と自信を持ってお勧めできるタイトルたちです。それではこれらのタイトルについて少し語ります。
1.Super Impossble Road
このゲームは自分でカスタマイズした球体を使ってレースをするゲームです。大まかにいうとですがね…実際はコースショートカットやブースト、ミスった際のリス地になるチェックポイント(とるとブーストチャージ)を駆使して戦うゲームです。ランダムでコースはその都度生成されるので、コースの先を見てどこでショートカットしてどこでチェックポイントを取るのかなどを考えながら行う非常にプレイヤースキルが求められるゲームです。ショートカットも無限にできるわけではなく、離陸地点から一定の距離離れるとリス地からやり直しになります。判定を待たなくても手動でリス地からやり直しでき、そのためショートカットが失敗したのか成功したのかの判断が早ければ早いほど時間のロスを防げます。チェックポイントを取らずに連続でシュートカットするのもいいですが、ミスった際に大幅に戻されてしまい一瞬のミスで最下位になります。このゲームは1レース1レースが短いので、学校の休み時間などの短い時間にちょこっと遊べる気軽なゲームであると同時に、連続で何レースもプレイして長い時間プレイもできるゲームです。とても奥が深いので極めがいがあり、独自のテクニックを生み出したりするのも楽しいゲームです。
2.Sneaky Susquach
このゲームはキャラクターやプレイ画面の絵柄的に教育向けゲームのように思えますが実は全く違うどころか真逆です。オープンワールドのゲームで街やキャンプ場を自由に駆け回り、食料をキャンプ場の客から盗んだり、タクシーで客を運んで金を稼いだり、ゴルフしたりととにかく自由なゲームです。グラセフ+どう森といったイメージであながち間違いではないです。とにかく自由なゲームである故に、MacやiPhone、Apple TVなどのデバイス間を跨いで続きから広告や追加課金なしのApple Arcadeの声質との相性も非常にいいため、時間を忘れてプレイできます。このゲーム、自由すぎて何から始めていいかわからない人もいるでしょうから僕が少しだけアドバイスします。
まず、街に向かって市役所に行ってください(その前にアライグマの売店で服を購入しておくこと)。そこの2階でタクシー免許を取りましょう。次にディーラーへ行き、スポーツカーではなく普通の車を買いましょう。普通の車はスピードも出ないので道路での追突がしにくいのでお勧めです。これでタクシードライバーになれます。タクシードライバーとして人を目的地に運搬すると、距離に応じて客がお金を払ってくれます、タクシードライバーは気軽かつ効率的な収入源です。これで釣竿やゴルフクラブを購入し、多彩な遊びが可能です。収入源があるとこのゲームの進行がとても楽になるだけでなく、多くの遊びを楽しむことができます。どうです?遊んでみたくなったでしょう。下のリンクからApple Arcadeを単体契約するか、Apple Oneに加盟していれば遊ぶことができますよ。
3.LEGO Brawls
このゲームは基本的にナットワークに接続されていればオンライン対人(最大4VS4)で、オフライン環境ではbot戦(3vs3)で戦うゲームです。ルールはとても簡単です。ステージ上に出現する特定のエリアを一定時間保持し続け他方が勝ちというゲームです。特定のエリアの周辺にはアイテムが転がっており、それらを駆使して特定のエリアを奪い合うゲームです。操作に少し慣れが入りますが、とても楽しいゲームです。また、キャラメイクも楽しいです。この辺は流石LEGOといった感じです!紹介は以上!とにかくこれは遊んで慣れて戦ってください。あと、動作がかくつくことがありますが、大体は端末のスペック不足ではなくネットワーク接続が安定していなかったり、ネットワークが低速だったりとネットワーク環境が原因であることが多いです。
4.The Last Campfire
このゲームは大まかにいうとパズルを説きながら冒険する謎解き冒険ゲームです。美しいグラフィックで描かれる独特な世界観はきっとあなたもハマることでしょう。紹介は以上!あとはとにかくあそんでみてください。
「The Last Campfire」をApp Storeで
5.クロッシーロードキャッスル
このゲームは障害物を避けながらゴールを目指すフロッガーと、終わりなき無限のステージを死ぬまで続けて、どこまで行けたかを競うエンドレスランを融合したことで大ブレイクしたスマホ向け無料ゲーム「クロッシーロード」のスピンオフです。クロッシーロードキャッスルはマリオなどでお馴染みの2Dスクロールアクションと、エンドレスランナーを融合したもので、ランダムで選ばれる簡単かつ短いステージを死ぬンマで無限にクリアし続け、何ステージ目までいけるかを競います。また、このゲームはオンラインまたはローカルで4人まで協力プレイできるので、MacやiPad、Apple TVなどの画面が大きいデバイスとコントローラー複数台を繋げて友達や家族、恋人同士で楽しむこともできますよ。
以上がApple Arcadeのおすすめタイトルです。他にもおすすめしたいタイトルがありますが、とりあえずこれからApple Arcadeを始めるという人向けに、鉄板ネタの中からチョイスしました。Apple Arcadeの魅力は何といっても世界観を邪魔するものが存在しないということと、デバイス間で続きから遊べるということです。そのため、自分に合ったプレイスタイルでゲームの世界を存分に楽しめます。まだ大物タイトルは出ていませんし、発表会に出てきたタイトルすら出揃っていないですが、今後にかなり期待できるサービスです。
ゆずきのApple TV+おすすめタイトル3選
僕のおすすめは以上の三つの作品です。それも映画ではなくドラマなのでちょっとした時間に見ることができます。それでは、それぞれの作品について少し紹介します。
1.テッド・ラッソ
この作品の大まかなあらすじは、アメフトのコーチテッド・ラッソがイギリスのサッカーチームの監督となるお話です。もちろん彼はサッカーの経験なんて微塵もありません。試合シーン殆ど無し!基本負け試合のはちゃめちゃコメディー…ですが、このコートを中心にチームはいい意味でまとまり、団結を深めより良いチームになったりする熱い展開も見ものです。下ネタが出てくる会も多く存在するので、下ネタが大丈夫な人なら見ても大丈夫です。ダメな人は見ないでください。
2.神話クエスト
この作品の大まかなあらすじは、史上最大規模のオンラインゲーム「神話クエスト」の舞台裏の話です。製作陣が集うオフィスで繰り広げられるコメディーです。この作品もテッドラッソ同様に下ネタが多く出てくるので、下ネタが苦手な人は見ないでください。
3.ゴーストライター
大まかなあらすじは、本の中から現実の世界へ出てきた登場人物たちと、主人公たちが力を合わせて謎を解く話です。
本の世界から出てきた登場人物たちは皆、本の結末どおりのシュチュエーションが再現できるとほんの世界に戻ります。また、本の世界から出てきたほんの登場人物たちは限られた人にしか見えず、声も聞こえません。そう、幽霊なのです!果たしてこの幽霊の目的は?誰がこの幽霊を主人公たちに送った?転校生と仲たちが転校生の家の本屋を中心に繰り広げる冒険の行方は…
この話の世界観はハリーポッターに少し似ている部分があり、ハリーポッターなどのSFが好きなのであればかなり気にいることでしょう。話の進行のテンポも良く、いい感じのところでその話が終わるので、次から次へと見たくなってしまいます。面白いので是非見て見てください。
以上がオススメコンテンツです。Apple TV+のコンテンツはどれもクオリティーが高く、見応えがあるものばかりですが、まだ始まって1年ほどなのでコンテンツの数が少ないです。しかし、Apple Oneに含まれているおまけと思って見て見てください。数は少ないもののコンテンツ自体はとてもいいので、きっと気にいる作品に出会えることでしょう。
まとめ
これら二つのサービスはまだ発展途上ではありますが、Apple Oneに含まれているおまけと思って使ってみると、意外と気にいるコンテンツが見つかったりします。Apple TV+のコンテンツは全て独占、完全新作です。また、arcadeのほとんどのゲームは完全新作かつ独占タイトルですので、新たな出会いがあるはずです。是非使って見てくださいね。
最後に、「エンタメは好みが分かれる分野」です。あくまでもこの記事のおすすめコンテンツ他は僕の個人的な感想でs理、全ての人の好みであることは保証しません。結局は自分で色々遊んだり見たりして好みのものを探して遊ぶのが一番です!